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19. ズレを正す勇気が、私たちのパフォーマンスを最大化する

  • 2 日前
  • 読了時間: 5分

更新日:20 時間前

〜  コミュニケーションは「合わない」と言う前提から始まる 

フィロソフィー


心と言葉を尽くす     

お疲れ様です。

先日の金沢でのワークショップ、みなさん本当にお疲れ様でした。 あの場で共に言葉を交わした時間は、私にとっても非常に有意義なものでした。ただ、頭では理解できていても、日々の慌ただしい現場に戻れば、なかなか実践しきれないもどかしさを感じることも、まだまだあるのではないでしょうか。


今回は、今、どうしてもみんなに共有しておきたいことがあります。それは、経営資源と言われる 「ヒト・モノ・カネ」の中でも、最も扱いが難しく、かつ最大の可能性を秘めている「人材」――――つまり、組織の中での関係性についての話です。


どこの会社でも、最後まで残る課題は「人間関係」です。個々の能力は非常に高いのに、人と人が横でズレてしまい、うまく噛み合わない。その結果、「あの人と仕事をしたくない」と誰かが去っていく。そんな損失を、私はこれまでもたくさん見てきました。


そんな私から伝えたいこと。

それは、そもそも私たちは一人ひとり持っている「物差し」が違います。10cmの高さに合わせようとしても、基準とする地面の高さが違えば、一生合うことはありません。100%分かり合えることを最初から諦め、その「違い」を前提にどう歩み寄るか。それこそが、私たちが掲げる理念経営の根幹なのです。


ゴルフの「修正」とコミュニケーションの共通点


例えばゴルフという競技の本質は、いかにまっすぐ飛ばすか以上に、曲がった時にどう「修正」するかがスコアを左右するゲームです。一度のミスショットを引きずり、苛立ちの中で次のティーショットを打てば、待っているのは悲劇的なOBです。

実はこれ、私たちの日常のコミュニケーションにおいても全く同じことが言えるのではないでしょうか。私たちの仕事のロスのうち、実に3割は、この「心のズレ」を放置したことで生じていると言っても過言ではありません。


「縦」と「横」のズレを放置しない


組織には、上司と部下の「縦」のラインと、部

署間の「横」のラインがあります。 「縦」では、評価を気にするあまり本音を隠し、顔色をうかがって「はい」と答えてしまう。

「横」では、言い方ひとつにカチンときて、本来なら1時間で終わるはずの仕事に3時間も費やしてしまう。

こうした「感情の摩擦」による損失は、積み重なれば「天と地ほどの差」となって、私たちの力を削いでいきます。

しかし、伝えておきたいのは、ズレること自体は決して悪いことではありません。一番の問題は、ズレていると分かっていながら「あの人に言っても無駄だ」と、修正を諦めてしまうこと。その心の「逃げ」こそが、プロとして最も避けなければならない姿勢です。


修正という「プロの作法」


私たちは、単に仲良く時間を過ごすための集まりではありません。高い目標に向かってプレイするプロのチームです。ならば、ズレを見つけた瞬間に「今、少しズレたよね。直そうか」と、互いにテーブルに乗せる勇気を持ってほしいのです。

上司に媚びて自分の成績を上げようとする仕事は、私の目から見れば、成果に繋がりにくい不誠実な仕事に映ります。それよりも、フィロソフィーに照らして「今のズレ」を指摘し合える関係の方が、遥かに価値があります。

もし、向き合うことをやめてしまったら、仕事はただの作業になり、会社はただの集金場所になってしまいます。それでは、人生として楽しくない。AIには決してできない「心を変え、人と向き合う」という仕事にこそ、私たちの真の幸福があるはずです。


想像力のスイッチを、もう一つ入れる


どうしても相手を受け入れられない、感情が先走ってしまう。そんな時、私は心の中で一つのスイッチを入れるようにしています。目の前の相手の背後にある「家族」を想像してみるのです。



「この人も家に帰れば、誰かの大切なお父さんやお母さんであり、お子さんや親御さんを支える一人の人間なのだ」と。そう思うと、不思議とトゲトゲした気持ちが消え、相手を尊重できるようになります。


「心と言葉を尽くす」というマナーを体現できるメンバーが、一人でも多く増えてほしい。それができないのであれば、同じ船に乗ることは難しい――。私はそれほどまでに、この価値観を大切にしています。

大手企業のようなドライな組織ではなく、家族のような温かさを持ちながら、仕事においては一切妥協しない。そんな「強いファミリー」を、明日もみんなと共に作っていきたいと考えています。



井澤コーポレーション/ ART HOME DESIGN フィロソフィー

このブログで語られる私たちの挑戦は、すべてこのフィロソフィーに基づいています。


【PURPOSE】

うつわの可能性をひろげ、五感で味わう食文化をつくる


【VISION】

井澤コーポレーション

産地と食卓をつなぐ、セラミックプロデュースカンパニー


ART HOME DESIGN

産地と食卓をつなぐ、セラミックデザインカンパニー   


【MISSION】

井澤コーポレーション


  • For Customer:美濃焼の可能性を引き出し、物語とともに届ける

  • For Industry:作り手と使い手の接点を増やし、産地に貢献する

  • For Society:当たり前を塗り替え、持続可能な窯業を確立する

  • For Employment:物心の幸福を追求し、働きがいのある環境を創る


ART HOME DESIGN

  • 土と食を探求し、土の都・美濃に貢献する

  • 時代を読み解き、世界との多面的なつながりをつくる

  • 産地と世界から着想し、デザインで食文化を創造する


【VALUES】

  • to Think:美味しいを哲学する

  • to Communicate:質から逃げない

  • to Make:心と言葉を尽くす

  • to Live:暮らしを楽しむ


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