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21. 価値編:THE GROUND MINOのもつ「意味」と私たちの「意思」

  • 4月15日
  • 読了時間: 4分

更新日:4月15日

〜  「意味付け」という名の、美濃を再生させる生存戦略 

フィロソフィー

美濃焼の可能性を引き出し、物語とともに届ける

土と食を探求し、土の都・美濃に貢献する     

お疲れ様です。

前回、THE GROUND MINOが30年前の先人たちから引き継いだ「バトン」であるという話をしました。今回は、この場所が持つ「スタジオビレッジ」としての機能について、私の考えを整理して伝えたいと思います。

ホームページを開くと、そこにはこう記されています。

「THE GROUND MINOは、土を表現するスタジオビレッジです」と。



ショップや飲食店、ギャラリー、そしてラボ。一見すると、私たちの本業であるB to Bのビジネスとは少し距離があるように見えるかもしれません。しかし、ここにはこれからの時代を生き抜くための、極めて論理的な戦略が込められています。


「物」から「意味」へ。デザインが向かう先


みなさんは、世の中における「デザイン」の価値が、時代とともに変化していることに気づいているでしょうか。

産業革命のころ、デザインは「物」そのものを作るための手段でした。その後、物が溢れる時代になると、デザインは広告などの「伝え方」の技術へと移り変わりました。

そして現代。物も情報も飽和した今、人々が求めているのは「なぜ、それが必要なのか」という「意味付け」です。

なぜ、美濃の器なのか。なぜ、土に触れる必要があるのか。

その問いに答えを出し、価値を再定義(リ・デザイン)すること。それこそが、THE GROUND MINOという場所の本質的な役割です。


「土」という一本の糸で繋ぐ


ここにある施設は、それぞれが独立しているようでいて、実は「土」という一本の糸で固く結びついています。


  • 陶芸アトリエ: 若き作家が土と向き合い、世界へ挑む姿を目の当たりにする場。

  • ギャラリー: 土から生まれた無数の表現が、100名を超える作家の魂と共に並ぶ場。

  • キッチンスタジオ: 世界のシェフが集い、土から生まれた器に、五感で味わう食文化を盛り付ける実験場。

  • 陶芸教室: 訪れた人が土の感触を指先で確かめ、その歴史や「焼いたら土に戻れない」という宿命を耳にするコミュニケーションの場。


これらはすべて、私たちが日々扱う「器」の背景に、圧倒的な「意味」を宿すための場所です。

世界で最も多様な土が採れる日本。その中でも豊かな土壌を持つこの美濃という風土を、もう一度「土」から見つめ直す。自由な精神で編集し、表現を創り出す。そのプロセスを経て初めて、私たちの商品は「どこにでもある器」から「美濃の文化そのもの」へと昇華されるのです。


ショールームは、私たちの「意志」である


THE GROUND MINOは、単なるおしゃれな施設ではありません。 ここでの「非効率に見える実験」の一つひとつが、皆さんが日々扱っている商品の価値を底上げし、会社の信用という揺るぎない土台を作っています。

私たちのビジネスモデルを俯瞰したとき、営業・販売・企画・デザイン、物流、そしてこの「生きたショールーム」が重なり合うことで、他社には真似できない唯一無二の強みが生まれます。

THE GROUND MINOというラボから、新しい産地文化の土壌を育み、美濃の未来を描くこと。 それは、私たちが「リーディングカンパニー」として、この産地に果たすべき責務でもあります。

目に見える数字だけではなく、この場所に込められた「目に見えない意志」を、みなさんもぜひ誇りに思ってください。私たちは今、歴史あるこの土の上で、未来の意味を作っているのです。



井澤コーポレーション/ ART HOME DESIGN フィロソフィー

このブログで語られる私たちの挑戦は、すべてこのフィロソフィーに基づいています。


【PURPOSE】

うつわの可能性をひろげ、五感で味わう食文化をつくる


【VISION】

井澤コーポレーション

産地と食卓をつなぐ、セラミックプロデュースカンパニー


ART HOME DESIGN

産地と食卓をつなぐ、セラミックデザインカンパニー   


【MISSION】

井澤コーポレーション

  • For Customer:美濃焼の可能性を引き出し、物語とともに届ける

  • For Industry:作り手と使い手の接点を増やし、産地に貢献する

  • For Society:当たり前を塗り替え、持続可能な窯業を確立する

  • For Employment:物心の幸福を追求し、働きがいのある環境を創る


ART HOME DESIGN

  • 土と食を探求し、土の都・美濃に貢献する

  • 時代を読み解き、世界との多面的なつながりをつくる

  • 産地と世界から着想し、デザインで食文化を創造する


【VALUES】

  • to Think:美味しいを哲学する

  • to Communicate:質から逃げない

  • to Make:心と言葉を尽くす

  • to Live:暮らしを楽しむ


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